リビルディングセンタージャパン

もはや一般的になった自宅を自分で改装する"DIY"という言葉。

そのあり方の最先端のひとつはアメリカ・オレゴン州ポートランドにある「リビルディングセンター」ではないだろうか。約4000平米の店舗には、中古のリフォーム用設備・建材が数万種並び展示販売されています。

そして、そんなリビルディングセンターがついに日本にも出来ようとしています。

場所は長野県諏訪市。


解体され捨てられる廃材。中にはまだまだ利用できるものや新たな価値をもつことが出来る素材も多く含まれています。これまでも僕ら古いものが好きな人間によって、古材や古家具や建具などの販売店が多く作られてきました。

ではこのリビルディングセンタージャパン…ほかと何が違うのか?
なんとなくわかってはいたのですがその答えを確かめる為に友人と改装作業まっさい中のリビセンをたずねました。

お手伝いをさせていただきながら、お手伝いに訪れていた皆様やスタッフと一日いろんな話をしました。

この日過去最大人数がお手伝いに訪れていて現場はさながら文化祭の準備のような真剣でありながら和気藹々といった雰囲気で、いつまでも手伝いたい一体感のあるすばらしい現場でした。

それぞれさまざまな作業を任されるなか、僕と敬愛する友人白石くんには大役がまかされました【途中で二人とも責任が大きい場所だと気付く…】…詳細はOpenまで内緒にしたいので次回レポートしますが、本当に頭から湯気がでそうな作業でした…

一日作業を手伝ってみて思ったことは、当初ここの話を聞いた時に感じたものと同じでした。

それは【よい空間はよい人が作る】という単純なこと。

このプロジェクトはクラウドファンディングサイト・キャンプファイヤーにて資金の一部を集めています。

こちらがそのサイト。

【すでに目標達成しておりますがまだ募集期間内なので興味のある方は是非!!】

このプロジェクトを進めているのが東野唯史(あずの・ただふみ)さん。

空間デザインユニットmedicala(メヂカラ)僕らも大好きな下諏訪のマスヤゲストハウス、山口・萩のゲストハウスruco、神奈川・鎌倉hotel aiaoiなどを行けば誰もがその仕事からなにかを感じるであろうすばらしい空間をたくさん作ってこられた方です。

僕が東野さんの空間から感じたのは、型にはまったデザインでなく、施主や土地の持つ可能性を最大限に引き出し、ありとあらゆる人と物事を巻き込むデザインだな…ということで、今回のリビセンでもそんな空気が満ちあふれていました。

それは日本の30年先の姿…もしくは100年前の姿。助け合いやアップサイクル・リサイクル…

どんな言葉でもチープになりそうですが、とにかく東野夫妻とそれに付き添うスタッフの心意気は僕らが【普通】に働く中で見失った、あるいは置き去りにしてきた単純な感動や、自身のあり方に対する真摯な姿勢そのもののように見えました。

おぼろげに思っていた【よい空間はよい人が作る】ということに確信を持ちました。


以下東野さんのインタビューです。こちらも是非ご覧ください。


リビルディングセンタージャパンOpenは今月28日。

駆けつけて現場の空気を少しでも伝えられたらと思います!!



お問い合わせは下記サイトまでお願いいたします!!

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