No41ごろごろ。

お店を始めるにあたって什器をどうしょうか相当悩んだ。

そうこうしている内に近くに暮らしている人や

知り合いから古い箪笥や文机や作業台が集まってきた。

気がつけば置き場が無くなって屋根裏にも随分仕舞ってある。

縁とは不思議なもので潰される運命だった家を貰い受け

捨てられるはずのものが什器になっている。

写真に写ってる木のテーブルは元は屋台の車輪だった。

古道具屋を営んでいた叔父から譲り受けたこの車輪も数奇な出逢いで我が家に来た。

今度はどんな出会いが訪れるのだろうか。

もののものがたりを待っている。

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