No37:じりりりりーん。その2
修理が趣味の叔父が新築のお祝いに黒電話をくれた。
ここは山間の集落で電話を引くにはIP電話にするしかなかったので、まさか黒電話は使えないだろうと思っていたが、叔父が改造までしてくれていたようですんなり使えた。
調べてみると1950年~1964年頃に製造された【4号A 自動式卓上電話機】というそうだ。
僕はこの黒電話をけして自動式とは思わない。
むしろ手動式な感じがする。
わずか50年でずいぶん人は科学技術を進化させたものだ。
この黒電話で12桁の番号をまわすのは疲れるし、音量調整もできないけど、50年も遠く離れた人と人を繋いできたのだと思うと、それも味だなと思う。
昨年作った動画と同じ季節になりました。
動画に映ってる猫もおおきくなりました。
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