No30:さらさら。

さらさらと屋根を雨が伝う音が心地よい土曜日です。

晴耕雨読というほど、晴れの日に耕してはいない…

そう打とうとおもったけど

なにも土を耕すだけが晴耕とはいえないな…と思い返した。

都市に住もうが里に住もうが

自分の心の家を耕すことは出来る。

忙しい忙しいと思う心が忙しいのだろう

暑い暑いと言うほどに暑さが増すように。

時間はすきますきまにある

そんな隙間を寄せ集めて

ほんの少しでいい、日々心の内を耕すことができたら

昨日より少し柔かな心になれるような気がした。

そして雨の日は、語らずとも誰かと肩寄せあって

読書ができたら

それだけで幸せだな。



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