No:22 びりびり。
我が家は古い家屋なので障子戸が非常に多い。
たくさんの和紙を必要とするのだが探すのにとても苦労した
飛騨には山中和紙という古くから続く手すき和紙がある。
どうしてもその和紙を使いたかった。
しかし、我が家のような民家では使う箇所がとても多く、現行品では価格的に折り合わない…昔から使われているものなので備蓄分がないか根気よく聴いて回ったら
古い蔵からたくさん出てきたものを少し分けていただけた。
昔は家々で原料の楮を育てて
職人に紙漉きをお願いしていたそうだ。
障子紙一枚にも物語がある。
そんな見えない物語が僕らの暮らしに緩やかな必然性をあたえてくれている。
PS/更新が遅れてごめんなさい。
こういういたらないところを許してくれる皆様のお陰でやわい屋は今日も生きてます。
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