4周年謝辞。「厄災後の日常を生きる」
4周年謝辞。
本日4月1日やわい屋は開業4年を迎えました。
これもひとえに普段から気にかけてくださる皆さまのおかげです。この場を借りて心から感謝を述べさせていただきます。みなさまいつも本当に本当にありがとうございます!
未曾有の事態を前にして、対応に苦心ながら本日を迎えました。例年であればノベルティーを手作りし、暖かな日差しのなか温かな気持ちでこの日を迎えていたのですが、本年に限ってはそのような気持ちにはなれず、厄災の最中であっても平常心と慈しみを持ち続ける為に何が必要なのかを考えながら、粛々と日々の営みを続けております。祝祭らしいムードは皆無ですが、ありがたいことに僕らはとても元気です。
ウイルス拡散防止の対応につきましては、国から明確な指針が出ていない現状では、個々の判断で状況を見極めながら対応策を練っていくことしかできません。
状況を見ながらの対応となりますが、やわい屋は過密でもなければ、積極的に声かけをする環境でもなく、隙間だらけの古民家で密室でもありません。また不特性多数がふらっと来店される立地環境でもありません。山間の集落で目立たない看板を掲げる小さいけれども広々とした風通しのいいお店です。
これらの条件を加味した上で周囲の動向を指標に、衛生面においての感染防止に最大限配慮をした上で通常の営業を行わせていだく予定でおります。
しかしながら、いつ緊急事態宣言が発令されてもおかしくない状況です。対応はその都度迅速に行わせていただく所存です。
なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
なんだか重々しい雰囲気になってしまいましたが、僕らは塞ぎ込んでいるわけではありません。やがて訪れる平穏な日常に向けて、新しい企てに向けての準備を粛々と着々と進めている最中です。
こちらについても後日状況を踏まえたうえで発表させていただく予定でおります。
僕らは過去を変えることは出来ませんが未来を選ぶことは出来ます。
僕らが選ぶ未来は、これまで頂いてきた御恩を違う誰かへと繋いでいく営みです。それは、理想とする世界の当たり前を泥に塗れながらひとつづつ積み上げていく行いです。
厄災以降の日常は、それ以前に戻ることはけしてありません。失ったことと向き合い、埋もれてしまった物事を掘り起こしながら、これまでと変わらず思い描いた新しい日常を迎える為に、家族と仲間と共に少しづつ少しづつ日常を作っていきたいと思います。
4年目のやわい屋をどうぞよろしくお願いいたします。
やわい屋 朝倉圭一・佳子・玄米・十一
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