はじめまして。
はじめまして。
岐阜県高山市にて4月1日より民藝の器と新旧の生活道具を扱うお店を開きます。
屋号を『やわい屋』ともうします。
やわい…多くの方が聞きなれない言葉だと思います。
やわい…とは飛騨地方の方言で(したく)という意味です。
日常とは毎日の『後片付け』でなく、新しい明日への『したく』です。
そんな『したく』のお手伝いをさせていただくのが『やわい屋』の勤めであると考えています。
毎日の後片付けを明日へのやわいに変える、よそいきの服やアクセサリーが気持ちを高めてくれるように毎日に潤いを与えてくれるもの。
それが『民藝』の仕事であると私は考えています。
堅牢で健康な道具たちは、日々の暮らしを豊かにしてくれる友であり伴侶のような存在です。
…なんだか堅い言い方になってしまいましたが当店は、
『あそこにいけば良いものが並んでるし、知らなかった話も聞けば教えてくれる。』
そんな当たり前の町のお店を目指しています。
ご自身へのご褒美。
大切な人への贈り物。
皆様の楽しいしたくのお手伝いができたら幸いです。
全国の作り手の元をたずね選び持ち帰ってきた品々を並べて皆様のお越しをお待ちいたしております。
私共夫婦が日々暮らすため、そしてお店を開くために選んだ場所は高山市 国府町 宇津江、山国飛騨らしい谷あいの小さな集落です。
ここに多くのものはありませんが、温泉と滝…そしてなにより暖かく気さくな人たちがたくさん暮らしています。
高山市の市内で生まれ育った私が、たくさんのご縁をいただき、住みたいと心から思ったこの場所に、古民家を移築しました。
飛騨の豪雪に耐えた平屋で、築150年の立派な家です。飛騨の風土が育んだこの家は、昔のままの姿を残すことにこだわり移築しました。
特別な設えや豪華さはありませんが、150年間大切に住み継がれてきた深みのある空間となっております。
お休みに立ち寄られるだけで結構です。
飛騨にお越しのさいはぜひお立ち寄りくださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
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